From:YUKARI

シチリアからシラクサレポート!

日本のグイドマッジファンの皆様、イタリア在住10年を迎えるYUKARIが
グイドマッジジャパンファンの皆様だけにお伝えするイタリア生情報。
今回はシチリアレポートの第3弾といたしまして、カターニアから南下すること約50キロほどの所にあるシラクサからお伝えします。

シラクサはシチリア島の大体どこら辺に位置するのかと申しますと写真を見ていただいて、、、


(カターニア シラクサの距離)

カターニアから車で約1時間位の距離にある世界的に有名な世界遺産の街、シラクサです。
グイドマッジジャパンのラインナップの中にも“シラクサ”という名前のカッコいいチャッカ—ブーツがありますね。


シラクサ(チャッカ—ブーツ)

シラクサというと今でこそイタリアの中では中規模の都市ですが
(人口12万人ほど、レッチェより若干大きい)、
日本のみなさんも名前を結構聞いたことがあるんではないかと思います。

というのは紀元前、まだイエスキリストが生誕する前の地中海の古代史の中で
シラクサは大変重要な都市だったので古代世界史の授業等でその名を耳にした
人も多いはず。
紀元前700年頃から、シチリア島は地中海の要衝の地としてギリシャ植民地として統括され始めます。

その時代のシチリア島の中で最も重要な都市がこのシラクサだったわけです。
その名残を残す観光スポットが数多く存在していて、当時このシラクサが一大都市国家として
繁栄を極めたことを忍ばせるのがシラクサの郊外に残る古代ギリシャ時代の劇場跡。


(シラクサ古代ギリシャ劇場 theatre siracuse)

約1万5千人を収容可能で現在でも夏の野外コンサートなどに利用されているとのこと。

それにしても、で、でかい!

 

古代ギリシャの人々は2000年以上も前に野外コンサートをここで楽しんでいたのかと思うと
彼らの文化的水準の高さが伺い知れますね。

しかし今のイタリアを形作った、古代ギリシャ人、古代ローマ人たちという人々は、
必ずこのような劇場を決してかかすことのなくどこの都市設計の中にも組み込んでいたところを鑑みると
本当に芸術や音楽が人間の生活には欠かせないものだということにこの時代から
気付いていたんだということが分かりますよね。

では、お次のシラクサの見どころといえばこちら、シチリア島で最も美しい広場といわれている、
シラクサの旧市街地のドゥオモ広場。


(シラクサ 夜のドゥオモ広場)

右側に見えているのがシラクサのドゥオモ(街で最も重要な教会)です。
美しいですねー。

夜はことさらにロマンチック!

 


(シラクサ夜のドゥオモ正面 )


(シラクサ昼のドゥオモ広場)

 

このシラクサのドゥオモの歴史は驚くほど古いんです。
紀元前5世紀にここにあった古代ギリシャ神殿を改装して造られているので、
その時代の神殿の支柱がところどころに見ることができます。


(シラクサドゥオモ昼の顔)

正面から見てもいくつか支柱が使われているのが見えます。
これらの支柱はすべて古代ギリシャ時代の神殿のものをそのまま利用しているのです。
確かに教会にしては、神殿!という感じのつくりになっていますよね。


(ドゥオモ内部 古代ギリシャの支柱)

ドゥオモ内部に入ってみてもこの支柱がドーンとこの教会をささえているのが分かります。


(シラクサドゥオモ内部)

2千年以上前からあるこのドゥオモ、内部もさすがに荘厳な雰囲気を感じました。


(マレーナポスタ—)

そして、このシラクサを舞台に撮影されたのがご存知の方もいらっしゃると思いますが、
イタリア映画界の巨匠、ジョゼッペ・トルナトーレ監督の名作、「マレーナ」です。
それはそれは美しく若きイタリア人女優モニカ・ベルッチがこのシラクサを舞台に、
まさにこのドゥオモ広場を舞台にその妖艶な魅力で世界中の男を虜にしたこの名画。
わたしもマレーナは見たことがあったので、シラクサのドゥオモ広場に立った時、
あの美しい数々のシーンを思い出していました。


(シラクサの海1)


(シラクサの海2)


(シラクサの海3)

「マレーナ」はモニカ・ベルッチの美しさと豊満な肉体の魅力もさることながら、
シチリア島の類まれなる美しさがよく描写されているイタリア映画史に残る名作です。
それもそのはず、監督のジョゼッペ・トルナトーレはシチリア出身。
シチリアの魅力を知り尽くしているからこそ描けた名作といえます。
グイドマッジファンの皆様も、ぜひご覧いただければシチリアの美しさが分かっていただけると思います。

イタリア本土とはまた違う魅力を持つシチリア島。
とあるシチリア人の一人と話をしたとき、彼はしきりに僕はイタリア人というより、
シチリア人なんだと何度も強調していたのが印象的でした。

確かにこの島の文化的、民族的アイデンティティーはとても濃く深いものがあり、
歴史的背景を見てもイタリア本土のものとは一線を画しており、まったく別のバックグラウンドを持っているシチリア。
グイドマッジファンの皆様にも、イタリア本土のローマ、フィレンツェに飽きたら、
今度はシチリア島までぜひ足をのばしていただければきっと別次元のイタリア体験ができるはずです。自信を持ってお勧めします。

シチリア!おそるべし!

―YUKARI

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